3pr_img02ブランコ作業はナイロンやポリエチレンなどの合成繊維ロープを使用してビルの屋上から窓や壁面にアクセスする作業方法です。電力や燃料の必要がないことからブランコ作業はこれまで規制対象外の作業方法とされ、安易なブランコ作業による労働災害が後を絶ちませんでした。

全国ガラス外装クリーニング協会連合会では、全国各地での安全教育講習会の開催等を通じてブランコ作業における安全対策の普及啓蒙に取組みながら、20年間にわたり厚生労働省などの関係官庁に対して、必要な安全教育の義務づけ等、法的な規制の必要を訴えてまいりました。

今回、私たちの声がようやく行政当局に届き、労働安全衛生規則にロープ高所作業(ブランコ作業)に関する規定が新設されることとなりました。

改正された労働安全衛生規則では、ロープ高所作業(ブランコ作業)を実施するにあたって、さまざまな要件が求められています。

全国ガラス外装クリーニング協会連合会所属各地区協会では、ブランコ作業を手がける企業の皆様に対し、改正された労働安全衛生規則に対応した作業を実施するためのきめ細かな支援を行っておりますので、ブランコ作業を実施される企業の皆様は、ぜひ各地区協会までご連絡下さいますようお願い申し上げます。

全国ガラス外装クリーニング協会連合会は、ブランコ作業における労働災害の撲滅に向けて今後も不断の努力を続けてまいります。